JJ_ques’s diary

日々の思ったこと何でも

JavaSilverを取得した話

かねてから取れ取れと言われていたJavaSilverの資格を取得した。

初級レベルの資格で別に威張れるものではないが、勉強慣れしてなかった自分が何か成し遂げたという意味では感慨深い資格となった。

 

取得した上で勉強慣れしてなかった状態からどうやって取得にまで漕ぎ着けたか、備忘録がてら記しておこうと思う。

 

構成としては以下になる。

その1.勉強始める前の自分の状態

その2.勉強を続けるために取った工夫

その3.試験前にやったこと

その4.試験中

その5.終わりに

 

【その1.勉強始める前の自分の状態】

まず自分の勉強を始める前の状態だが、まぁやる気なんか無かった。

直会社から取れと言われた時は凄まじく面倒くさいと感じて心底嫌気がさしていた。

別に昔から勉強が苦手だった訳ではない。

学校の成績は所謂普通で、定期テストではだいたい6~8割くらい全ての科目で取れていた。

しかし社会人になった途端に勉強をやめてしまったのだ。

何故か分からないが、社会人になったら勉強から解放されると勝手に幻想を抱いていた自分がいた。

これは本当に何故か分からない。

まぁこのあたりの話は今すると本筋から逸れるからまた今度にしようと思う。

 

とにかく社会人になってから勉強なんて殆どしなくなっていた。

ここから資格取得するのに相当の苦労をすることになる。

ではそんな僕がどうして資格取得を本気で志すことになったかというと、上司からの一言だった。

 

「若いうちに勉強しておかないと、新人の仕事は新しい新人に取られて上の仕事は経験ないから任せてもらえなくて、居場所無くなるよ」

 

よくある脅し文句だが、自分の会社に実際そういう人がいて、惨状を目の当たりにしていることから危機意識が強くなっていった。

僕の資格取得の原動力は恐らくこれだと思う。

 

【その2.勉強を続けるために取った工夫】

では資格を取得しなければいけないわけだが、どうしたものか悩んだ。

勉強の仕方を忘れていたのだ。

参考書を脳死で読めばいいのか?参考書の内容をノートに写経する?それとも音読したものを録音してそれを毎朝聴くか?

とにかく何から始めればいいのか何も分からなくなっていた。

そこでネットを活用して勉強方法を調べた結果以下のことが分かった。

 

問題集を買って問題を解く

 

非常にシンプルだがこれが王道らしい。

ただ僕としては久々に勉強を始めるため問題だけ解くよりは体系的に理解しておいて安心したいという思いがあったため、実際には以下の内容で進めていった。

 

参考書を買って通勤時間に読む

問題集の問題を解いて理解を深める

 

書籍はかさ張らないように電子書籍で購入し行き帰りにスマホで読んでいた。

ここで自分が気を付けた点がある。

それは勉強のハードルをめちゃくちゃ下げること。

何故かというと、僕は一度勉強をやめてしまった人間、勉強に対するモチベなんて皆無だった。

そんな自分が1日に2時間3時間勉強するなんて不可能。

そこで以下の工夫を取った。

 

1日5分参考書開けばオールOK

 

こういう形で目標勉強時間を極端に少なくすることで勉強に対するハードルを著しく下げたのだ。

これは今考えても最良の選択だったと思う。

正直人間なんて物事を始める瞬間が一番億劫でエネルギーを使う。

しかし一度始めれば中途半端な状態で終わらせたくない心理も働く。

その心理を利用して5分でOKルールを設けた。

本当に5分で終わった日もあったが実際は平日毎日15分~30分やっていたと思う。

デメリットとしては資格取得に要する時間はよく1日2時間くらいやった時の計算でネットでは掲載されているため、それより長い期間が必要になることくらい。

自分は期限なんて設定されていなかったのでここは特に問題なかった。

 

そんな感じで1年半くらい勉強を続けることになる。

逆に言うとこの方法なら勉強嫌いの僕でも1年半継続できた。

 

【その3.試験前にやったこと】

ここは特に特別なことはやっていない。

強いて言うなら試験1ヶ月前くらいから問題集の模擬試験を通しでやっておいたくらい。

しかしこの時点では模擬試験正答率は9割取れるようにしておいた。

同じ模擬試験だが繰り返し解くことで理解力が深まるため、新しい問題を用意しなくてもいい。

とにかく模擬試験の内容を正解選択肢の理由、不正解選択肢の理由含めて理解できるようにしておいた。

 

【その4.試験中】

そんな感じで準備をして試験を受けた。

事前情報では問題集から5割くらい同じ問題が出ると聞いていたため気楽な気持ちでいた。

 

だが甘かった。

 

体感では同じ問題なんて2割くらいしか出なかったのだ。

おまけに乗っけにめちゃくちゃ難しい問題を立て続けに出してきやがったおかげで、ろくに準備していない人は心が折られる、そんな仕様の試験内容だった。

正直かなり焦った。

しかし事前にまじめに勉強していたおかげで頬杖つきながら「しゃあねぇ、やるか」という気持ちでいられた。

勉強で培った知識をフル活用した結果、3時間ある試験は1時間足らずで完了した。

結果は得点率71%で見事合格。

ついついガッツポーズしてしまった。

 

【その5.終わりに】

見事合格をした僕は仕事プライベート各方面に早速報告し、全員から祝われた。

正直これはかなり嬉しかった。

何より勉強嫌いだった僕が簡単な資格だとしても取得できたことに一種の成長を感じられたのだ。

何気ないことだがこれはとても重要で、次に何を受けるかすぐに考えてしまったし、問題集を買って既に勉強を始めている。

 

そう、勉強が好きになっていたのだ。

 

上司からも褒められ、仕事のやる気も鰻登り。

簡単な資格だからこそお手軽にこの気持ちを持てたのも良かった。

 

そして長文駄文を書いてしまい申し訳なかったが、もしこの備忘がてらのブログを見ている、これから勉強をしなければいけない勉強嫌いの人がいたら是非伝えておきたい。

 

勉強の仕方は人それぞれ

とにかく自分に合った勉強方法があるはず

周りから言われるキツイ方法論に囚われず自分のスタイルを見つけてほしい

 

自分を知って、自分に合った方法を取れば君にだってきっと何かを成し遂げられるのだ。

 

最後まで見てくれてありがとう。

メタルギアサヴァイブの感想

メタルギアサヴァイブが思いの外面白かった件について。

 

仕事も落ち着いてきたので今回は僕の好きなゲームについて語ってみようと思う。

 

1986年から国内外問わずタクティカルエスピオナージアクションとして知られる大人気ゲームソフト、メタルギアシリーズ。

僕も大好きなシリーズで大体の作品はやっている。

当初、主人公がいて敵がいれば戦って経験値を得るというシステムが大半を占めていたゲームシーンにおいて、隠れながら敵をやり過ごす、スパイ映画の様な緊張感溢れる演出と、楽しい歴史の授業を受けているかのような時代背景と設定達という画期的なシステムや作品性を確立した、ゲーム界の異端児でありパイオニア的存在。

コナミに在籍していた小島秀夫監督率いるチームが開発し、メタルギアソリッドは1~Vtppまででシリーズとして幕を閉じる。

しかし、監督とコナミとの間で少し悶着があり、大人の事情で監督はコナミを離れて独立してしまった。

 

そんな折に監督不在で開発が進み発売されたのが「メタルギアサヴァイブ」だ。

 

監督のいないMGSなんてクソだと罵られ見向きもされず(今でもされてない)、商業的には大失敗作として終わった本作。

当時は僕も見向きもしなかったうちの一人だった。

ただ何も触れない状態で意見など言えるはずもなく、何より幕を閉じた作品から最後の一灯を灯すようにリリースされた本作を、シリーズを愛した僕がやらないなんてことはできなかった(僕の中のオタク魂がプレイしなければと叫んでいたのだ!)。

 

ここからは実際プレイしてみた感想なのだが、結論から言うと

 

面白さとしてかなりのポテンシャルを秘めた意欲作といえる。

 

良かった点といえば幾つかあるが、MGSシリーズの醍醐味といえる隠れながら敵をやり過ごすかくれんぼの様なシステムが健在であること。

今回はゾンビの様な敵が徘徊するホラー演出が多めなのだが、シリーズの持つ根幹のシステムは変わらない。

ここは監督不在とはいえ、しっかり精神を受け継いだ点だと思う。

二つ目は新要素のクラフト。

素材を集めて武器防具、アイテムなどをクラフトし、潜入、戦闘、拠点防衛を有利に進めることができる。

素材の要求量も多すぎず少なすぎず、素材発見率も丁度良く調整されている。

少なくともストーリーをクリアして、キャラレベルMax、拠点採掘も最大レベルまでクリアした僕から言わせればストレスに感じたことは無かった。

また、素材についてはCOOPをプレイすることで大量に得ることができるため、困ることは無い。

少し逸れるが、この点は上手くオンラインプレイにつなげることも出来ている。

拠点開発も農場や探索班を活用することで、素材をがっぽり得ることができるためウハウハ感が感じられとても良い。

世の中には様々なゲームがあり、様々な遊び要素があると思うが、その中の一つに「収集」という要素もあると考えている。

素材集めの効率化を図り、ひたすら素材を集めていってしまうあの現象を皆さんは味わったことは無いだろうか。

私は艦これやドルフロで資材集めに走った思い出が蘇ってくる。

イクラや7dtdなどサバイバルゲームに良くあるのかもしれないが、素材集めは、ハマる人はハマる立派な遊び要素なのだ。

そしてこのメタルギアサヴァイブにもそれはあるということを伝えたい。

三つ目は先ほど言葉だけ出てきたCOOP。

こちらは最大4人でプレイできるタワーディフェンスとなっているのだが、こちらもまた面白かった。

ミニマップに映る敵の予想侵攻ルートにトラップを設置し、敵を足止め、排除、一網打尽にすることすらできる。

フェンスを設置し高所からスレッジハンマーで叩き潰す快感は堪らない。

疑似餌で敵の大群を一か所に集め、グレネードで吹き飛ばす快感、そして手に入る大量のポイント。

これは他のゲームでは味わえないのではないか。

難易度も4人前提ではなく、やりようによっては一人でもクリアすることも可能という絶妙なバランスを持っている。

大型兵器で歴代のメタルギア達が登場するなど古参ファンの楽しめる要素も満載だ。

 

ここまで様々語ってきたが、このゲームには敵との戦闘、かくれんぼを楽しむ気持ちよさや素材集めやクラフトで拠点やキャラを強化していく気持ちよさがあり、僕個人としては大変楽しめた。

コナミにはメタルギアで続けなくとも、新シリーズとして今作のシステムを踏襲した新しいゲームも開発してほしいと切に願っている。

そのくらい面白かった。

 

僕の拙い文章力でどこまで魅力が伝えられたか分からないが、これはプレイした人にしか分からない、魅力を秘めたゲームだと思っている。

仕事って大変だよね

働いてから6年近く経つけど、最近ようやく要件定義工程やらせてもらえるようになった。

この工程って自分だけじゃなくて皆も分からない要件の詳細に対して、自分の意見を持っていかないといけないんだよね。

 

会議までに資料作ってダメ出し受けて資料修正して~を繰り返すんだけど、まぁ大変。

何度立ち向かっても崩れない壁に挑んでるというか、ゲームでいうとたかだかレベル10くらいで中盤あたりのボスに挑んでるイメージ。

 

会議って議事録係でもない限り発言を求められるけど、出てくるのは自分の意見だけじゃなくて他人の意見も議論に積み重ねていかなければいけないんだよね。

結構自分なりに意見ぶつけてるつもりなんだけど、やっぱり人の意見とすり合わせると自分だけじゃ見えてこなかったものも見えてくるわけで、そこから新たな問題がわんさか生まれてくる。

 

期限までには終わらせるけど、まだまだ続く兆しが見えるので気引き締めなきゃな。